2016年02月03日

恐ろしい話。

 この冬、甲長も12センチを超えたし...と思い、春から屋外飼育中だった子ガメたち6匹を、
そのまま冬眠越冬させることにした。
 夏の間のケージだったた80L のジャンボたらいに満タンに水を張り、落ち葉を入れて、準備完了。
12月も終わり頃に落ち葉を入れたのだけれど、今年はあたたかかったせいかみなばんばんに起きて動きまくっていた。

年が明けて…数日後。
寒波がやってきた。
 
カメたちの様子を見る。120L たらいのイシガメ親達、クサガメ親達は、みな甲羅に縮こまりネムネム。 
 
子ガメたちは・・・

 
 
 
悲鳴を上げた。
 
 
 
6匹全部、落ち葉の上に上がってきており、しかも体が伸びきっている。
全身微動だにしない。
刺激に対しても、全く反応がない。
目は半開き。まったく動きがない。精気を一切感じない。
総排泄肛も開いてる…
 
 
おそらく、急激な水温変化に対応できず、ショック死したのだと結論。

 
 
 
 
泣きながら、遺体をバケツに集め、スモモを植えている特大サイズの植木鉢へ埋葬。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3日後、カメたちの埋まっている鉢に、お参りをした。
 
…あれ?埋めたはずのカメが一匹表へ出てる。野生動物がほじったか?
でももしかして。
 
拾ったら、かすかに動いた。
  
慌てて、鉢を掘り返して残りの5匹を回収。 
 
全頭、かすかながら反応がある。 
 
 
 
 
 
 
ここからが勝負。
 
 
 
ほぼ死亡状態(一部のカメが時々わずかに頭部を動かす程度:しかも不随意っぽい、全個体脱力してまったく動けない状態)
のカメたちをいかにして蘇生させるか。

 
急激な温度上昇は、おそらく弱った彼らにはとどめになってしまう。
 
ので、まずは、電気毛布で特大プラケを包んで保温。
鼻先をあげることすらままならないので、プラケを斜めに傾斜し、鼻が完全に空気中に出るようにした。
体が乾かないように首まで水が軽く浸るように。自ら出ている甲羅には時々霧吹き。 
 
これを、底面から丈夫まで毛布でくるみ、上部にすこし隙間をあけてみた。
 

12時間後、 
 
 
頭部の動きが活発になったり、全く動かせていなかったカメも少し頭部が動き出した。

 
更に12時間後。2匹ほど、わずかだが移動している。
 
 
更に24時間後。全個体が動けるようになったので、プラケを水平にして、水ひたひた。
楽に呼吸ができる深さにする。
 
電気毛布を外して、ヒーター装着。サーモスタットで20℃→25℃へと2日かけて徐徐に水温を上げる。
 
 
不随意の運動が多かったり、目が見えて無いような状態だったけれど、
水温25度にしてから3日後、調子の良かった2匹が床に落ちてる腸からの排泄物を咥えていたので給餌。
少し食べた。 
その後、日数が経つにつれて、残りの4匹も調子が良くなり、
10日もするとすっかり元気に。餌もよく食べ、目も見えているようです。
 
 
復活させることができて良かった…
posted by Laura at 16:09| Comment(9) | TrackBack(0) | カメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
子ガメたちの復活、よかったですね!

小さい体だと、急激な温度変化についていけないですからね。

私の中では、ハチュって結構仮死状態からでも蘇生するって思いますが、やはりそのような状況に直面するとあせってしまいますし、子ガメたちが危険な状態には変わりないですよね。

Lauraさんの生き物への愛情を感じました。
Posted by しろたん. at 2016年02月04日 20:33
亀ちゃん!生きてて良かったね!

雪が降ってる日にウチの小さな石亀を見たら、凍ってる氷の下で動いてました。
「自家発電・・・!すご!」って思いました。


私もよろよろしてますが、頑張ってます〜。
Posted by 柚子島 at 2016年02月07日 10:16
しろたん.さま>
動かない6匹を突っ込んだバケツの重さは、一生忘れないと思います。

あのまま、発見できずに水中に置いておいたら、復活はなかったかな、と感じました。
適度な湿り気と一定の温度な土中に埋めたのが、功をそうした様な気がします。
 
再び動き出すまで、本当に見ているのが辛かったです。元気になった今は、写真に様子を記録しておけば良かったと後悔していますが、そのときはとてもとても…
 
復活後、コレまでの人見知りが吹っ飛び、6匹とも手から餌を食べる慣れたカメになって、これもビックリです。心境の変化か、脳になにか影響が…(汗
Posted by Laura at 2016年02月10日 11:36
柚子島さま>
ヨロヨロしながらも、立てていればいいのさ〜!
 
うちは、氷の下でメダカが元気にw泳いでいました。けっこう厚い氷が張ったねぇ!割れなくてビックリしたよ。
 
これまで、低温に強い印象のあったイシガメ。すっかり油断した今回の失敗。
日の当たる場所に越冬たらいがあるのもいけなかったな。
次回、チャレンジするときは120Lのたらいに、覆いをして越冬させます…
Posted by Laura at 2016年02月10日 11:43


初めまして。nagiと申します。

ホソワラジムシのスノーホワイトを見て一目惚れしてから、ずっと憧れています。

ホソワラジはワラワラ殖やして眺めるのが好きで、アルビノでも綺麗だなと思っていたのに、さらに上をいくスノーホワイトを見た時は衝撃でした。

どうしても飼育してみたいのですが、少しだけお譲りしていただくことはできないでしょうか?

1匹でも2匹でもかまいません。
転売、譲渡等も一切致しません。

メールでお返事をお願いいたします。
Posted by nagi at 2016年02月18日 07:09
あれ〜〜??更新されてる(@_@;)
最近PCがおかしくなることが多くて、何人かの方のブログが見れなかったり新しい記事が表示されなかったり、固まる頻度も激増・・・買い替えろと?(-_-;)

イモリもタフですが、カメの子ちゃんの生命力にも目を見張りますね。
いやもう、生命の神秘というか、内に秘めた野性のたくましさというか。
でも、何より異変に気づいてあげたLauraさんの力が大きいですね、この場合。すごい♪
日本の在来種はかなり厳しい状況みたいですし、なんとかみんな大きく育ってほしいものです。死にぞこないはただでは死なない!(笑)
Posted by とんがりねずみ at 2016年02月29日 10:55
投稿エラーになるので何度も試したら2回入っちゃった〜!
一つ消してくださ〜い。
Posted by とんがりねずみ at 2016年02月29日 10:59
とんがりねずみさま>
カメがあんなに粘っこい生命力を持ってるとは思いもよりませんでした。
墓参りして良かった…深く埋めすぎなくて良かった…今回はいろんな幸運が重なって、良い結果が出たと思います。

6匹を入れた特大プラケ、リビングでまー邪魔になるなる…5月連休過ぎたあたりから、また外飼いに戻そうと思います。
Posted by Laura at 2016年03月03日 14:31
nagiさま>
残念ながら、お譲り出来るほどの個体数がいないうえに、親しくしている方にもお譲り出来ていない状況なので、お話はなかったことにさせてくださいm(__)m
Posted by Laura at 2016年03月03日 14:36
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